まとめ
- 間違えた入力を変換時に直せる(「よおrしく」→「よろしく」に変換できる)
- これだけで月額料金分の元を取っている感がある
- 入力内容を辞書で引いて確認できる
- iPadの外付けキーボード対応だけは手元の環境では残念なので今後に期待
この記事はATOKを購入することをいろんな人に勧めたいので書き始めた記事だ。マジでATOKはいい。正直これがないと仕事にならなくなっているレベル。このご時世、かつ、こんなブログを読みにくる人は99%キーボードで日本語を入力する人だと思うが、その時点でATOKを強く勧めたい。
- まとめ
- 前提条件
- 誤入力の自動修正が強力
- その場で辞書が引ける
- 辞書が有料なので引用元として使える(辞書代だけで半額返ってくる)
- クラウド辞書対応
- IPad Proでキーボードと使うとやたらバグる(N=1)
前提条件
自分は以下環境でATOKの有料版(1番グレードが高いプレミアム)をローマ字入力で常用している。
また、これは最後に書くが、以下では残念ながらまともに使えないのも事実なので書いておく。
- iPad Pro(外部キーボードで利用)
それでも、自分はATOKをオススメする。
誤入力の自動修正が強力
この記事を書き始めた理由の9割はこの機能。冒頭のまとめでも書いたが、適当に打ったりミスタイプしたりしてもいい感じに直る。
この機能が真価を発揮するのは速記が必要な時だ。議事録や講演のメモを作成するように、その場で正確に入力しなければいけない場面で強力なサポートをしてくれる。
個人的な感想としては、無いと生きていけないレベルで優秀。その性質上、ATOKで日本語入力をし始めた瞬間から特に何も覚えずとも効果が実感できるのも嬉しい。
その場で辞書が引ける
「この言い方正しかったっけ?」みたいなことはよくあるが、入力しているその場で辞書を使って言葉の意味を確認できる。これもかなり強力。
わざわざブラウザを開いて新しいタブを開きそこに検索ワードを入力する、と言うステップを全部すっ飛ばして辞書が引けるのでかなり楽できる。
ただし、ことわざや「(外がうるさくて作業が)手に付かない」、「(悪いことから)足を洗う」などの慣用句は辞書の項目にうまく引っかかってくれない。そのような場合はやはりGoogleなどで検索する方が早い。
と書いていたら、ATOKイミクル(という、選択範囲を辞書で引く機能)を使うと普通に一発で出たので全然そんなことなかった。ATOK最強。
辞書が有料なので引用元として使える(辞書代だけで半額返ってくる)
また、地味ではあるが、引いている辞書が有料辞書なのも魅力的だったりする。
よく使うのは広辞苑第七版、大辞林4.0、ウィズダム和英(第3版)、ウィズダム英和(第4版)あたりだが、これら全部合計するとこんな感じ。
辞書のラインナップ・料金-一般のお客様|電子辞書・辞典アプリDONGRI|製品|EAST EDUCATION
合計で月346円。ATOKプレミアムが660円なので、半額分は辞書代だけで元が取れている計算になる。もはやバグではないか?
といっても、どうせGoogleで検索したら意味の辞書サイトが出てきて言葉の意味が分かると思う。だから、ぶっちゃけ無理して有料の辞書を使う意味はないはず。
だが、それでも自分がこちらを使っているのは職場で言葉選びを慎重にしなければならない場面があるからだ。しょうもないところで突かれたくないし、そんなことで時間を使いたくもないので、保険の意味合いでこちらを使うようにしている。
ちなみにiPhoneでもキーボード上で辞書が引けてしまう。
クラウド辞書対応
要するに自分で登録した辞書がどのOSでも共有できるだけ。正直、これは必須だとは思っていない。特にApple製品はOSを跨いでいい感じにしてくれるらしいので、Apple好きの方々はこれ目当てで契約する意味はない。
ただ、自分のようにWindowsとiOSを行き来する場合は普通に便利だ。一瞬でキャラ名や声優名を入力できる体験はとても良い。特にTwitterが捗る。逆に言うと今の自分ではそれぐらいの嬉しさに留まる機能。
正直他にも機能はあるのだろうが、使わないとしんどいと思う場面もなく、元が取れている実感があるので一旦は上記3つだけ書いておく。むしろ便利な使い方があったら教えてほしい。
以下、残念な部分について。
IPad Proでキーボードと使うとやたらバグる(N=1)
自分のようにiPadProに外部キーボード(Logicool の Combo Touch iK1275GRA)でATOKを使っているとやたらとバグる。というか正式リリースから半年経ってもまだバグるので使っていない。
具体的にはそもそもキー入力が効かない、ローマ字との切り替えがうまくいかない、検索ワードを入れてEnterキーを押しても検索してくれないなど。どれも致命的。使い始めて数十分で何かしら起きるので、そもそも使用が想定されていないのではないかと思うぐらいだ。
ただし、自分の環境(iPadPro 12.9インチ&Logicoolのキーボード)だから起きている可能性はあるため、あくまでN=1として捉えてほしい。
以上、ATOKをオススメしてみた。最後の部分は本当に残念なのだが、逆に言うとそれぐらいしか不満に思うことはない。
正直ATOKの機能のうち、ほんの触りしかお伝えできていないと思うのだが、その部分だけでも万人に対して強力な機能を持っていることはお伝えできたと思う。
ご存じの通りこのブログはアフィブログなのだが、ATOKのリンクに関しては広告を貼っていない。いや、貼れないって前提はあるんだけど、マジでそういうの抜きでお薦めしている。下手するとサブスクのプロダクティビティサービスに入るよりこっちに入った方が生産性が上がると思う。
マジで、本当にオススメ。強く薦める。キーボードでの日本語入力を楽にすることは、実質呼吸をしやすくするのと同義だと思う。今より呼吸を楽にしたいと思うなら、是非加入をお薦めしたい。
以下はただのアフィリンク。適当に自分が気に入っているキーボードでも貼っておく。