摘み入れ地点

得た知見を書きためていく場所です。ソシャゲ、自動化、データを見るのが好きです。Amazonアソシエイト、各種アフィリエイトサービスを使用しています。

「桜井政博のゲーム作るには」を強制再生するChrome拡張を作った

きっかけ

最近、自分の仕事や作業がどうにもうまくできていない気がしており、その結果悶々として仕事が進まない。これはとても良くない。しかもフルリモートだから、なおのことだらけてしまい良くない。 たるんだ雰囲気を自分でなんとかするのは結構難しいと思ったが、そんなときYouTubeでこの動画を再生。

youtu.be

結局のところ一番仕事している人に「仕事しろ」って言われるのが一番効く。上司が帰っていないなら帰りづらいのと同じ。だったら私の上司をバーチャル桜井さんにしてデスクにいてもらえば良い。

ということで

Chrome拡張を作成した。もちろんClaude Codeで開発。配布は怖いのでしないが、プロンプトとして出力して最後尾に記載したので、必要な人はご自分で自己責任で。

YouTubeの動画を再生しようとした場合に強制的に桜井さんの動画へ遷移する。 もともとは「とにかくやれ」への強請遷移としていたが、慣れると効果が薄れそうな気がしてきたので、プレイリストの動画をシャッフルに選択して再生している。 今のところ、すごく効いている。こちらを見て桜井さんが話してくれているというだけで背筋が伸びるし、(当然桜井さんと自分を比べるまでもないのだが)負けてられないという気分になる。

また、ひたすらシンプルに動画が面白いので、まったく苦痛にならない。これが無料で見られるんだから良い時代です。本当にありがとうございます。 良い仕事をするのが一番の恩返しになるのだろうが、そこに至るのがいつになるやら……頑張ります……とにかくやります……。

以下、プロンプトです。まるごとコピーして貼り付けするとそれらしいものができると思います。

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ゲームプランナーが設計にClaude Codeを使った話

この記事で話すこと、話さないこと

タイトルに「設計」と書いたのが大切で、以降はゲーム本体を作る為のプログラミングの話はしてない。また、ゲームそのものの面白さをどう担保するかとか、「こういう手触りにしよう」とかいうゲームデザイン論でもない。

ここで言う設計は、レベルを作る時に経験値をどんな値にしてどんなペースでプレイヤーに与えるべきか、みたいな話。

ルールや計算式は決まっているんだけど、じゃあそこにどんな定数入れたら良いっすかね、を考えるためにClaude Codeを使った話を書く。

書くのだが、ぶっちゃけると今やるならClaude in Excelがマジでイケているので全部これでいい。以下は備忘録だと思ってお付き合いいただきたい。

前提:ゲームの数値設計ってどうやるのか

多くの場合こんな流れだと思う。

  1. 専用のスプレッドシートを作る(Googleスプレッドシート or Excel)
  2. 調整用のパラメータテーブルを作る
  3. 定数を参照して値を算出する計算式を組んでいく
  4. 定数をちまちま変えてみて、良い感じになる着地点を探っていく
  5. 候補を絞ったら、実際にゲームに入れて触ってみて、ああでもないこうでもないと議論する

この際、何を設計するかは毎回変わるため、基本的に1は使い回しが効かない。

なので、シートはその都度作り直す前提になる。

スプレッドシートをAIに「編集」させるのは、まだ悪手(だった)

このような状況であったので、生成AIに直接スプレッドシートを編集させたり生成させたりする方が良いと考えて試してみた。が、結論、2025年2月時点では悪手だと感じた。

GeminiやClaude Coworkなど試したが、セル単位の編集を任せるのはかなり厳しい。編集箇所の特定も、編集内容の精度も、正直なところ数年前のGPT-3.5を触っていた頃と大差ないレベルだった。また、AIにシートを編集させようとすると「縦軸に何があって、横軸に何があって……」とテキストで文脈を伝える手間が発生するが、それを打ち込んでいる暇があるなら自分でシートに入力した方が早い。

support.claude.com

今はこれで片付く。まずはExcelで試して、無理そうだった場合にClaude Codeに手を出す、が良いと思う。ちなみにGoogleスプレッドシートのGeminiはまだ使い物にならない体感。

コードで計算して、シートに出力しテストする

以上を踏まえていろいろ試したが、計算処理はClaude Codeに書かせたプログラムで行い、その結果はスプレッドシートやCSVに出力し、自分なりの可視化や検算をやる、という形が最も良い形だと思った。

まず大前提として、私はプログラミングがそんなに得意ではない。一応読めるは読めるし、数百行レベルのプログラムを書いたこともあるが、本職の皆様からしたらお話にならないレベルである。

そのため、Claude Codeに書いてもらったPythonコードに関しては、時間をかければ読めなくはないのだろうが、その結果Claude Codeを使うことによる工数削減の意味が薄くなる。

以上を考えて、コードを読まずとも計算結果を確認できるように、スプレッドシートにて確認できる状況を作って、それでサクッと検算することにした。いまのところこれが一番簡単で早く試すことができる。

出力されたシートやCSVは、最初・最後・中間あたりのポイントを手で検算して、問題なければその結果をベースに次の検討に進めればいい。

Claude Codeで数値設計をやる際のポイント

背伸びしない(MCPとかSkillsとか手を出さない)

自分の場合はVS Codeの拡張機能以外何もつかってない。ほぼ素の状態で運用しているが、それでも全く問題が無い。

MCPやらSkillsやら複数エージェントでの開発やら、世間ではClaude Codeを良い感じに使うことを考えている皆様がいろんなものを発表しているが、とてもついていけないと思って諦めた。CLAUDE.mdすら触らなくなった。

ちょっと試したものもあったけど、どうせ生成したコードはそのあと書き捨てになるので、とりあえずそれっぽい計算ができるコードだけ出てくれば後は気にしなくて十分だと思い全く触らなくなった。

現時点では十分だし、多分その時間でゲームを実際に触った方が良い。

とにかくシンプルに依頼する

ちょっと込み入った計算条件をClaude Codeに渡すと、それを懇切丁寧に実現する為に新しい係数を生やして方程式を解き始めたりする。

設計するもの次第だとは思うが、そこまで難しいことをさせる必要はない場合がほとんどだと思うので、指示はシンプルにしておく方が良い。

たとえば、「こういう状況なんだけど、まずは一番簡単なところから試したい。簡単に考えるならどんな式になりますか」とかからで良い。そこからちょっとずつシミュレーションしたい計算項を増やして、複雑なケースに対応させていく方がうまくいく。

背景情報はとりあえず全部渡す

些細でも不要に見えても、まず今考えていることはすべて伝える方が良いと感じた。

これはClaude Codeに理解させるというより、自分の理解に繋がる。VS Codeに向かって話しかけていると平気で誤解が見つかる。

情報を全部出した上で「簡単なところから始めよう」と方向づけするのが、結局は一番効率がいい。

Plan Modeは必ず使う

コードを書いてもらう場合、実装前にPlan Modeで実装内容を確認するステップは外せない。また、いきなり実装計画をClaude Codeに出してもらっても、内容に齟齬があるので、自分はこういう手順を踏んでいる。

  1. やりたいことをチャットに音声入力する
  2. Claudeに、音声入力したものをマークダウンで整理してと指示する
  3. そのマークダウンファイルを手動で修正しつつClaude Codeと質疑する
  4. 整ったと思ったらそのマークダウンを元にPlan Modeで実装計画を出してもらう
  5. 内容に問題がなければ実装へ
  6. 出力内容を検算

あとから「この場合の計算も見たい」という追加が出たときも、先にドキュメントを編集してからコードをいじってもらうようにすれば、抜け漏れが少なくなる。

おまけ:テストプレイの自動化にも使った

数値設計とは別の用途として、ゲームのテストプレイを自動化するツールをClaude Codeで作った。特定のUI操作を再現したい場面で、キー入力のシーケンスを保持して特定画面間のループ処理を回すプログラムを組んでもらった感じ。

PythonとOpenCVで画面を取得し、特定のUIが表示されているかどうかで操作内容を分岐させるというシンプルなものではあったが、自分からするとそんなもんが簡単に作れると思っていなかったので動いたとき本当に感動した。

このあたりの経験を踏まえると、もう「自分の知っている(できる)ことをAIで効率化してみる」という姿勢でいろいろやるのはダメで、「自分の知らないやったことがないこともとりあえずAIにやらせるところからスタート」という考えでいろいろ試さないといけないと感じる。

ちなみに今回は書かなかったが、人が足りないのとClaude Codeを使うのが楽しくなった結果として、KPIの監視ツールやら、利用料金のSlackへの投稿Botやら、AWS Lambdaを使ってKPI用のDB更新フローの構築やらまで対応した。

正解がある程度分かるかつ小規模な実装項目に関してはプランナーもガンガン手伝って使えるようになった方が良いと思う。

まとめ

以上、自分なりに使った内容について書いてみた。

ゲームプランナーという職種は、ゲームに関する非定型業務を無限にやる仕事だと思っているし、先述の通りその結果として使い捨てのシートを大量に作ることになるが、その手伝い役としてClaude Codeは本当に便利なものだと思う。

功罪はあると言われるだろうが、個人的には使わないという選択肢はもうないと思う。また、体感としては生産性の向上よりも、手軽にシミュレーションを回せるようになったことで自分の設計に対する安心感が上がった気がしている。

まだ使ったことがない方は、とりあえずインストールして使ってみることをおすすめしたい。

日本語のトークン効率はGemini > GPT > Claude。ClaudeがGeminiの1.6倍以上消費する

3つのAIプロバイダ(OpenAI / Google Gemini / Anthropic Claude)に同一の日本語テキストファイルを送信し、APIレスポンスから入力トークン数を取得して比較した。

検証条件

  • 対象テキスト: Claude Opus 4.6で生成した9種類の日本語テキスト(ひらがな文、技術文書、ニュース、法律文、文学、ビジネス、レシピ、SNS風など)
  • プロンプト: システムメッセージ + ファイル内容を送り「OK」とだけ返すよう指示
  • 検証モデル:
    • OpenAI: gpt-5.4, gpt-5.2, gpt-5.1, gpt-5-mini
    • Google Gemini: gemini-3.1-pro-preview, gemini-3.1-flash-lite-preview, gemini-3-flash-preview, gemini-2.5-pro, gemini-2.5-flash, gemini-2.5-flash-lite
    • Anthropic Claude: claude-opus-4-6, claude-sonnet-4-6, claude-sonnet-4-5, claude-haiku-4-5

使ったコードやサンプルテキストは以下リポジトリで公開している。

github.com

結果

同一プロバイダ内ではモデルが異なってもトークン数はほぼ同一だったため、代表値で比較。スプレッドシートで作ったグラフは以下の通り。

ファイル 文字数 Claude OpenAI Gemini
sample_1_hiragana.txt 971 960 800 591
sample_2_kanji_technical.txt 864 808 736 497
sample_3_mixed.txt 936 774 635 466
sample_A_news.txt 966 962 879 659
sample_B_legal.txt 865 858 750 570
sample_C_literary.txt 783 842 685 506
sample_D_business.txt 723 681 517 378
sample_E_recipe.txt 727 843 688 551
sample_F_sns.txt 747 801 597 465

詳細なモデルごとの数値などは以下スプレッドシートにまとめている

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1sCgrc4XK7_Zvi2LYUe6CtSXyuH7NmPGdx7XImhO3j-w/edit?gid=0#gid=0

分かること

  • Gemini が最もトークン効率が良い。同一テキストに対して最も少ないトークン数で表現できている。
  • Claude が最もトークン数が多い。Gemini と比較すると約1.6〜1.8倍のトークンを消費する。
  • OpenAI は中間。Claude より少なく、Gemini より多い。
  • 同一プロバイダ内ではモデル間の差はほぼゼロ。これはモデルサイズに関わらず同じトークナイザを共有しているためと考えられる。
    • Claude のみ Opus が他モデルより +1 トークンだが、これはシステムプロンプトの内部処理の差と推測される。
  • 日本語テキストにおけるトークン効率は Gemini > OpenAI > Claude の順。特にひらがなのみのテキスト(sample_1)で差が顕著に出ており、トークナイザの日本語文字の分割粒度の違いが影響していると考えられる。

以上、日本語処理するならGeminiがいいかもという話でした。ブログはAIさんにまとめてもらったけど、結果が端的にまとめられるものならもうコレで良いですね。

YouTubeの広告収益の金額は公開しても良いらしい

単純に知らなかったので書いておく。そもそも海外では2021年に記事になっているぐらいなので、結構前に決着が付いている話らしい。

freefincal.com

以下、色々書くが、何か試す場合は自分で確認して自己責任で。 タイトルの通り、YouTubeの収益自体はYouTube上で公開することは問題ないらしい。というか、規約に明言されていた。

adsense.google.com

上記は、YouTubeの支払いインフラとして使われているAdSenseの日本の規約なのだが、この中の秘密保持という項目を引用する。太字強調は当サイトによるもの。

  1. 秘密保持 お客様は、当社の事前の書面による承諾なく Google 機密情報を開示しないことに合意するものとします。「Google 機密情報」には、(a)本サービスに関連する一切の Google のソフトウェア、技術および文書、(b)本サービスとの関係において広告媒体の実績に関連したクリックスルー率その他の統計、(c)本サービスにおける非公開のベータ版機能または体験版機能の存在、それに関する情報、またはその規約ならびに(d)Google により提供されるその他の情報であって、機密であると指定されるか、それが提示される状況において通常機密とみなされるものが含まれます。Google 機密情報には、お客様による本サービスの利用より前にお客様にとって既知であった情報、お客様の責によらず公知となった情報、お客様が独自に開発した情報、または第三者によりお客様に適法に与えられた情報は、含まれないものとします。本第 11 条にかかわらず、お客様は、自らによる本サービスの利用によりもたらされた Google による支払総額を正確に開示することができます。

以上のとおり、まず、Googleが指定する機密情報は公開してはいけない、ということが明言されている。一方で、一番最後の行には「Googleの支払総額を正確に開示することができる」との記載もある。 要するに、言っちゃいけないことはあるが、それとは別で収益は言っても良いよ、と、わざわざ収益を名指しで言って良いとしている。 ここまで書かれているのだから、YouTubeで広告で得た収益金額は、明言しても問題ない、と言ってしまって良いように見える。

一方で、禁止されている部分であるCTRやRPMなどは公開したら一発アウトだろうし、スクショとかも機密扱いだと思われるので基本的には載せない方が無難だろう。

個人的には「公開はダメ」という俗説を完全に信じ切ってしまっていたので意外だった。 というか、普通に「YouTube 収益」で検索したら確かに公開している動画バンバカ出てきた。そりゃネタとして扱いやすいしみんなやるわなぁ。

www.youtube.com

てかよく見てるチャンネルが普通に収益公開していたわ。相変わらず良い笑顔だ。

ちなみに記事にしたのはなぜかググってすぐに出てこなかったから。 なんかちょっとググった感じでは、公開して良いと言っている人は要るのだけど、わざわざ規約ページまで覗きに行って、ソースとして提示している記事が無かった。これは良くない。情報は公式のURL付きで示すべき。参考になる人がいたら嬉しい。

非エンジニアが完全Vibe Codingでテキスト差分をマージするやつを作った話

3行で

  • 適当に書いてAIに推敲してもらった後、いい感じの単語や表現だけ選んでマージしたくなった
  • Claude Codeを使って、テキストファイル間の差分を単語単位でぽちぽちするやつを作った
  • 「TODOは雑に、テストは丁寧に書く」と上手くいく、気がする

AI添削は便利だが困る

このご時世、長文を書いたらAIにぶち込んで誤字やら表現修正やらをしてもらうのはもはやデフォルト。 一方で、AIが添削した文章のAIくささ、お行儀の良さ、みたいなものはどうにもむずがゆく、そのまんま使えないことがとても多い印象だ。 添削したものを見ながら手動で文章を調整していくのが良いのだろうけど、それはちょっと面倒くさい、なにかよい感じにできないか、ということで、

いいとこ取りを簡単にできるものを作った

ファイルを2つ読み込んで、その差分を確認してクリックしながらマージしていくものを作った。

tsumire-sunajima.github.io

作り方

完全にClaude CodeによるVibe Codingで作った。

やった手順は大きく以下3つ。

  1. 実現方法とやりたいことを考える ー ブラウザ?VSCode拡張?
  2. 作りたいものをさらに明確にする ー シンプルなテスト用の実装を作ってもらう
  3. 実際に作ってもらう ー Plan Modeで計画してもらって実装

以下、一つずつ説明していく。

やりたいことを整理

困っていることは明確だったので、まずはやりたいことを全部テキストに打ちっぱなしにしていった。だが、実現したいことは明確だった一方で、それを何で動かすかはあまり考えられていなかった。

脱線するが、実はこのツールを作りたいと思ったのは、夏コミでAIに添削してもらった文章をVSCodeのDiffツールで編集していた時だった。削除と追加が赤と緑で見やすく表示されて便利なのだが、反映は一方向だし「この単語・表現は欲しいけどこの単語はいらない」みたいなときは全部手で反映する必要があって、不便に感じてた。 なので、最初このツールはVSCodeのDiffのマージツールの拡張として開発することを考えていた。不便に感じた部分だけを追加実装するほうが難易度は低そうだと思った。差分表示は例外が多そうで、Vibe Codingで自前実装は(プログラムを書けない自分が実装するよりは遥かに楽であるはずだが)絶対に地獄だと思ったので、極力「巨人の肩に乗れる」実装を目指したかった。

だが、そもそもマージツールの拡張は作れないらしい。VSCodeが提供しているIntellisenseのような、テキストファイル上に表示・操作する機能を拡張することも考えプロトタイプを作ったが、使い勝手が悪すぎた。結局あきらめて、ブラウザのローカルで動くJavaScriptで実装することにした。 この際、コメント多めにして書いてもらうことにした。自分はJavaScriptを一切書くことができないが、一応PythonGoogle App Scriptは(真の意味で)ちょっとだけ書いたり読んだりできるので、こういうときに最低限なんか書けると良いかも。

テストケースは丁寧に、TODOは雑に

この時点で結構それっぽく動くものは完成していたが、細かく気になることが多かった。

まず、分かってはいたがやはり差分処理に関するエッジケースはいくつか存在していた。これに関してはテストするための別のページを新規に作ってもらって、それをもとに実装を確認した。 具体的には、行が増える減する差分があった場合、行の頭・末尾に差分がある場合など。日本語で書いても動かしてみたら全然違うみたいなことが平気で発生したので、別でテスト専用のためにVibe Codingするのは試す価値があったと思う。と書いてて思ったけど究極の富豪的プログラミングだと批判されそうだなこれ。

一方で、他の気になる部分、たとえばレイアウトであったりボタンであったりはTODOリストに適当に羅列していった。この際、つまり細かい仕様はVibe Codingで実装するなら実は不要なのかもしれないと感じた。むしろAIが実現できると言ってくる仕様に乗っかるほうが安全に実装できる、と思う。実現可能性がないことを言っても結局できないなら時間が無駄になるので。

このあたりの塩梅を探るのは、普通に仕事でエンジニアの方と実装相談しているのに近い間隔がある。結局、実現手段を分かっている人が実現できる・しやすいと言っているものに乗っかる方が良い形になることが多いと思う。それを「雑に投げる」という言葉で括るのはよくないかもしれないが、ハイパーしごできエンジニアさんと働くとそういうところに頼りがちでもある。いつも本当にありがとうございます。

あとは丸投げして実装

ここまで来たら、もう仕様が完全に明確になっているので、仕様をマークダウンでドキュメント化してもらい実装を進めてもらう。 正直作るだけならば仕様をドキュメントに起こす必要はないだろうけど、どうせ数週間もすれば何やってたかなんて全部忘れるんだから残しておくに越したことはない。

とかなんとか言いながらご飯を食べていたら普通に完成していた。メインのロジック実装が終わった後も、ローカルストレージに対応して更新しても選択状況が残るようにしたり、テキストファイルじゃなくても直接テキストを貼り付けして対応できるようにしたり、ちょいちょい機能を足してみた。今のところ60点ぐらいは使えるようになった気がしたので公開もしている。

作ってみて

使い心地に関しては、実はこのブログ記事自体を書く時も使った。ファミレスでObsidianに若干言葉遣いが怪しくても適当に打ちっぱなしにしてしまい、それをClaudeに添削してもらってファイル出力。元ファイルと添削済みファイルをツールに取り込んでポチポチしながら差分を採用し、最後に自分で読みながら手で直していった。

作り終わったツールについては、どうせだからとGitHubにMITライセンスで公開済みしている。ブラウザで動いているが、完全にローカルのVanillaのJSで動いているので、仕事にも使える。

この際、ちょっと欲を出して、出来が良かったらお金を払って使えるようにすることも考えた。が、とてもそのレベルには到達できなさそうだった。そもそもやってることはシンプルだから、こんなもん本職のエンジニアさんが本気で実装しに来たら絶対に対抗できないし、そもそもテキストファイルの差分を日々確認する人間はさほど多くないと思ったのでやめることに。ゆくゆくはやりたいけど、SaaS死ぬと言われているこのご時世にそんなもん作って儲かるんか?とも思う。やるとしても広告貼るぐらいか。いずれにせよ、できることを増やすまでは小さく作ってリリースしてを繰り返すしかない。

一方で、Vibe Coding自体は本当に有益だと思った。もちろんこの例以外にも日常的に使っているのだが、その気になれば1週間もかからず作れるのがわかったので、今後も積極的に使っていきたい。

ただ、結局中身を理解する為にはプログラミングから逃げることはできないので、そこはなんとかしなければいけない、と思う。が、JavaScriptか……。JSってフレームワークがたくさんあるし、自分が知ってるのはReactやらNextやらVueやらが存在していることぐらいで、それぞれも何がなんやらわからんという印象をずっと持っていて、未だにハードルめちゃ高い気がしている。あとTypeScriptがあるらしい。わからん。手を出す前から難しい。まぁ、やりたいことが明確になってから、そこをスポットでAIに聞きつつ勉強していくのがたぶんよいのだろうと思う。頑張っていきたい。

ジャンクノートPCの初期確認内容をまとめる

3行で

中古ノートを買った

買ったもの

16GBメモリが決め手。この価格帯の中古は8GBが大半なので、16GBは貴重。14インチで1kg切りなのがイケてる。あと買った後に気づいたんだけどSIMカードが差せるらしい。

帰宅後の初期確認

保証がめちゃ短いので、初期不良を早めに洗い出すのが重要。

バッテリーの状態確認

コマンドプロンプトを管理者で開いて実行:

powercfg /batteryreport

出力されたHTMLファイルを開いて、DESIGN CAPACITY(設計容量)とFULL CHARGE CAPACITY(実容量)を比較する。Claudeに聞いたら

  • 70%以上残っていればまずまず
  • 50%を切っていたらAC接続前提と割り切る

だそう。なんか久々に緊張したが、自分の個体は 80%超えててラッキーだった。

SSDの状態確認

CrystalDiskInfoをインストールして確認。この辺も全部Claudeにお任せして、どの辺確認すべきか教えてもらいつつ対応。

見るべき項目:

  • 総書込量 (ホスト): 256GB SSDなら一般的にTBW 150〜400TB。自分の個体は約21.7TBで、寿命上限の5〜15%程度
  • 電源投入回数・使用時間: 法人払い下げ3〜4年なら電源投入1,000〜2,000回、使用時間2,000〜5,000時間くらいが相場
  • 温度: NVMe SSDは負荷時に60°C台後半まで上がることがある。アイドル時に50°C前後まで下がれば正常

このあたり、本当か?とは思ったが、自前のデスクトップも確認したら結構な数値になっていたのでまぁ納得。

その他の初期不良チェック(保証期間内にやる)

  • 全ポート動作確認: USB-A、Type-C、HDMI、SDスロットにそれぞれ何か挿して認識するか
  • Wi-Fi / Bluetooth: 接続してしばらく使って途切れないか
  • キーボード: 「keyboard test online」等のサイトで全キー反応するか
  • Webカメラ・マイク・スピーカー: カメラアプリやボイスレコーダーで一通り動作確認
  • ファン: YouTubeの4K動画再生など軽く負荷をかけて異音がないか

クリーンインストール

正直あんまり意味無いだろうけど、一応OSは全部クリーンインストールしておくことに。

用意するもの

  • USBメモリ: 8GB以上(中身は消えるので注意)

手順1: インストールメディアの作成

  1. Microsoftメディア作成ツールをダウンロード
  2. 「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択
  3. USBメモリを選んで作成(30分〜1時間程度かかる)

これ、ちゃんとメディア作成ツールをインストールしないといけない。適当に一番上のやつとかインストールすると、単なるOSのインストール・アップグレードが始まる。

手順2: USBから起動する

  1. PCの電源を入れた直後に F12キーを連打(私のモデルの場合はそうらしい、けどF2とかDelとかも一緒に押した)
  2. ブートメニューが表示されたらUSBメモリを選択
  3. F12で出ない場合はF2でBIOSに入り、Boot順序をUSB優先に変更

手順3: クリーンインストールの実行

画面に従えば良い。若干気になったところは2点で、

  • デフォルトだとキーボーとレイアウトが日本語のJIS配列じゃなかった。編集する必要あり。
  • 残っていたパーティションを全部消す必要がある。

手順4: インストール後のセットアップ

だいたいこんな感じで対応した。わりと分かっていたつもりだったが、AIと一緒に対応したことによって「うんうん」と自信を持って対応できたので良かった気がする。 直近はこいつをいじくる話が増えそう。今のところハマった部分はないが、もしあったら公開していくつもり。

Windowsのライトモード・ダークモードを自動切替できる「Auto Dark Mode」が良い

3行で

  • Windowsにはシステム標準で、ライトモード・ダークモードを自動切り替えする仕組みが無い(なぜ?)
  • Auto Dark Modeというソフトを導入すると自動解消できる。
  • 夜間モードと連動させたり、ゲーム・特定プロセスの実行中に切替しない指定ができたり、切替前の通知ができたり、小回りが効いてイケてる

これを入れよう

apps.microsoft.com

以前仕事でMac使っていた頃は、自動でライトモード・ダークモードの切替がOSで準備されていて快適だなぁと思っていたのですが、いざWindowsで仕事するようになってからその機能が無いことにちょっと驚愕。 仕方ないのでなにかないかと考えていたら、良さげなソフトがあったので紹介したい。 ちなみにマイクロソフトのStore App Awardsを受賞しているらしいので、実質的にはMSお墨付き。

Auto Dark Modeの設定画面

画像のとおり、いかにも設定しかできない見た目だが、そりゃ色を切り替えるソフトだからそれはそう。

基本的に、「テーマを自動で切り替える」をオンにして、自分で時間指定するだけで十分それっぽく使える。 自分の場合、Windowsの夜間モードによるディスプレイの暖色化対応に連動させて、かつ、その切り替わりから60分後にダークモードに切り替わるようにしている。 Windowsの夜間モード自体は日没時間との連動としているんですが、それだとちょっと早すぎる気がするので、少し遅めに。このあたりの小回りが効くところがこのソフトのイケてるところ。

アプリケーションの設定画面
条件の設定画面

他にも、アクセントカラーの設定や、細かい切替条件も設定可能。特に後者はゲームとかバンバカプレイする場合はかなり有益。 また、切り替わりのタイミングでカスタムのスクリプトを呼び出しして実行することも可能。個人的にはそこまでやることはないけども、本当にかゆいところに手が届く。

みんな使いましょう。