まとめ
- 複数のNoxインスタンスを立ち上げて遊ぶならば、GPU性能<CPU性能で考えた方が快適っぽい
- エミュの設定で解像度低め、CPU使用率高めにしたくなるため
- 自分の環境ではアプリ3つを並列で遊ぶのが限界だった
- ただし遊ぶゲーム次第なので参考程度に考えてね
いつもの注意事項
※ 試すときは全部自己責任でお願いします。
- まとめ
- いつもの注意事項
- ソシャゲを並列で遊べると捗る
- 60FPS×CPU使用率高×画面解像度最低の時(Ryzen 5 5600Xでは)3つが限界
- もっとたくさんインスタンスを立ち上げたい場合の設定方法
- 検証状況
- おまけ
ソシャゲを並列で遊べると捗る
自分のようなソシャゲバカは並列で各ソシャゲの日課をこなしたい。そうなるとAndroidエミュでたくさんゲームを起動して一気に遊びたくなる。
こんな用途の場合、画面解像度は低くてもいいからそれぞれのインスタンスにサクサク動いてほしい。
自分が使用しているエミュレータはNoxなのだが、NoxはCPU使用率や画面解像度をインスタンスごとに変更できる。そのため、自分はそれぞれのインスタンスで画面解像度を低く、CPUの使用率が高くなるよう設定した(詳細な設定は以降に記載済み)
今のところこれでかなり快適に遊べている。画面解像度が低いことによる不満も特に感じてない。
だが、ここで気になるのは、インスタンスを立ち上げる限界がどこにあるのか、である。今の自分のマシンスペックだといくつインスタンスを立ち上げるのが限界か試してみた。
注意
以下、自分の手元での検証結果を書いているが、結局は遊ぶソーシャルゲーム次第なところがある。もしもっと3Dでバンバン描画するゲームを遊ぶならばGPUの方が必要になるはずだ。一応検証時も3Dタイトルは含まれているのだが(ブルーアーカイブです)、どれか1本が原神に変わるだけで結果も大きく変わるだろう。そのため、以下はあくまで参考程度で見てほしい。
60FPS×CPU使用率高×画面解像度最低の時(Ryzen 5 5600Xでは)3つが限界
検証時は全部のインスタンスでゲームの周回を行っていた。
CPU使用率は75%程度。また、画面遷移時等には一瞬90%近くなることがあった。自分のマシンと設定の組み合わせではここが限界だと思う。
ちなみに画像はNoxだけではなく他にもChromeやらタスク管理ツールが立ち上がっている状況で撮影されている。だが、攻略サイト等を見るためにChromeとNoxが同時に立ち上がっているのは必須だと思うため、この結果で十分だと思う。
ちなみにGPU使用率が30%越えているが、このうち20%はNoxではない別のソフトだ。具体的には、壁紙を動画化するソフトが20%程度食っている。RTX3070というそれなりの性能のGPUをつかっていることもあり、解像度を下げるとGPU使用率はほとんどどうでも良くなるぐらい低くなる。参考までに、4K解像度で起動したインスタンスではGPU使用率は30%程度だった。そりゃそうだ。
ただし、4K解像度でソシャゲを複数本立ち上げて並列で遊ぶには4Kモニタが複数必要で、そんな人はそうそういないと思う。というかそこまでしたいゲームもそんなにないと思う。
以上より、ソシャゲを複数遊ぶという用途に限っては、GPU性能よりCPU性能を考えた方が快適に遊べると言えそうだ。
もっとたくさんインスタンスを立ち上げたい場合の設定方法
自分はソシャゲを3つ並列で遊んでいて既に操作を持て余している。そのため、これ以上インスタンスを立ち上げたくなる場面はイメージできない。だが、そういう方もひょっとしたらいるかもしれないので、一応方法を書いておく。
CPU使用率を下げる
歯車マーク > システム設定 > パフォーマンス > 画面上部の「機能設定」を変更することでCPU使用率を下げられる。
当然だが、使用率を下げた分だけ動きがもっさりするので覚悟しておく必要がある。自分は設定「中(2コア)」でも遅くてしんどかったので「高(4コア)」にしている。
FPSを下げる
歯車マーク > システム設定 > ゲーム > 画像上部の「フレーム」の部分をいじればFPSを下げることができる。
自分はソシャゲに限らずゲームは60FPS出ていないとまともに遊べないと思っているので全部60FPSにしている。だが、例えばログボだけ受け取る、というような使用用途のインスタンスの場合はFPSを下げていても困らないだろう。
検証状況
以下、検証時の状況などメモしておく。特にマシンスペックはPC買う際の参考になるかもしれないし、そもそもNoxの設定をいじったことが無い場合は以下に設定にしておけばまともに動く。
検証マシン
- OS:Windows 10 Home 64bit ※
- CPU:AMD Ryzen 5 5600X
- GPU:RTX 3070
- マザーボード:MSI MPG B550 GAMING PLUS
- BIOSバージョン:1.50
※ 余談だが、もしAndroidエミュを使うことも考えてPC購入を考えている、かつ、プログラミングをしたいと思っている場合はWindows Proにしておいた方が選択肢が広がって良い。HomeからProにアップグレードする方が4倍ぐらい高いのも理由だ。ちなみに自分は現在進行形で後悔している。
理由は以下記事に記載している。
tsumire-sunajima.hatenablog.com
各種設定
マザーボード
Noxインスタンス
アズールレーン・アークナイツ
- OS:Android 7 32bit
- 機能設定:高い(4コアCPU:4096メモリ)
- グラフィクスレンダリングモード:強化互換モード(OpenGL+)
- 画面解像度:960×540
- フレームレート:60FPS
ブルーアーカイブ
- OS:Android 9 64bit
- 機能設定:高い(4コアCPU:4096メモリ)
- グラフィクスレンダリングモード:強化互換モード(OpenGL+)
- 画面解像度:960×540
- フレームレート:60FPS
グラフィックボード
以下設定をそのまんま使用。要はRTX3070をちゃんと使うように設定している。
検証時のゲームの状況
一応書いておく。要は75%あたりをうろついていた時は全部ちゃんとバトル中だったと言いたいだけだ。
当然だがマクロの類いは一切使っていない。
おまけ
選定タイトルからしてYostar大好き人間みたいに見えるなこの記事。まぁ、実際そうなのだが。お仕事では関わっておりませんのであしからず。